「ピンクとグレー」
ハロコンのまとめがなかなか終わらず、書いては下書きに保存…を繰り返しているので先にピンクとグレーの感想をまとめておこうと思います。仕事の遅さが露呈されますね!(ちなみに卒制はまだ終わっていません!☆★)
自分の中で記録を残しておきたいだけの拙い文章なので「なにこの解釈!違う!」とか思ったらごめんなさい…。
ネタバレも普通にすると思うのでイヤだなって方は申し訳ないですが映画を観てから読んでいただけるとありがたいです。
見てきました pic.twitter.com/Pq06nXG8Gb
— ゆずじろ (@yzp_910) 2016, 1月 16
16日土曜日、公開の翌週になりますがようやく観れました…
ちなみに恥ずかしながら原作はまったく読んでません。活字が苦手とかいう誰かみたいな理由じゃないよ!一応! リ`▽´ノリうるさい!
家に本自体はあるのですが原作を知ってから映画を観るのがあまりすきではなかったのと、原作からいろいろ変わっているところもあるし映画を観てから原作を読んでも十分楽しめるみたいな話を聞いていたのでとにかく映画を先に観よう!と。
前日に傘蟻の1話を観たというのもあって「加藤さんは視点を変える展開がすきなのかな」というのが一番の印象です。原作は違ったらすみません。
「#62分後ヤバイ」というなんとも言えない広報初心者かな?サークル活動かな?みたいなTwitterが話題でしたが、たしかに62分後に「ああなるほど」と思わされました。
最初にゆうとりん演じるゴッチが首を吊ろうとするシーンの続きがこれか…なんて普通に観てたら完全に騙されました。アホなのかな。アホなんだと思います。まんまとピンクとグレーの世界にしてやられました。
そこの入れ替わるところまでのストーリーでだんだん盛り上がっていって、劇中劇だったのか!と気づかされ、実はリバちゃんではなかった菅田くんが超売れっ子俳優だったのかあというね。夏帆ちゃんくそビッチだったんかい、っていうね。私こういうシテヤラレタ感だいっすき。くっそ鳥肌立つ。すき。こことここ繋がってたんかい!みたいのもすき。
でも面白かったピークはそこがマックスだったかな…というのが正直な感想です。
もう一回原作を読んでから観たらなにか変わってくるのかもしれないけど、後半ちょっと間延びしちゃったかなあ、と思ったり。
本物のゴッチがお姉さんに姉弟を超えた愛情を抱いていたことなんて最初にビデオカメラ持ってたところからわかってたことだし、それを機に「相手のことこんなにわかってなかったなんて…!」っていうオチはちょっと物足りないかもしれない。個人的には、個人的にはですよ!
あともう一つすごく気になったのが、三神との熱愛をサリーに問いただされてキレたリバちゃんがゴッチの肖像画をぐっちゃぐちゃにした後のシーン。
画面にボロボロの肖像画だけが映されてサリーのすすり泣く声が入るんですけど、やけにそこだけすごく時間が長いような気がして。なんというか、学生の自主制作映画感みたいな。うまくいえないんですけど。「まあそこのシーンはその画は必要だよね、うん。わかってるんだけどそれだけでいいの?それで表現して終わりなの?」って感じがしました。もっと重たくて大事なシーンだと思ったから。明らかにそのまますぎるかなあって思ってしまった。じゃあどうしたほうがいいってところまでは言えないんですけどね。うるせえやいって感じですね。すみません。
それにしても本当にみなさん演技がとっても上手だった…。「ジャニーズ原作でジャニーズ主演の映画やるんだって~」なんて思って観に来たお客さんもびっくりでしょうね!「やっぱり君がナンバーワン☆」なんて歌ってる22歳ですよ!あれが!すごいでしょ!!!ね!!!
菅田くんも友人ですごく好きな人がいて推されてたのですが、めちゃくちゃいいですね…。幅が広すぎる…!
夏帆ちゃんも学制役やっても全く違和感ないくらいかわいかったです。
あと個人的には自分が映画試写会関連の仕事のお手伝いを何度かさせてもらったことがあるのですが、その時に使った場所が作中でも試写会の場所として使われていて興奮してしまいました笑(菅田くんが「この映画面白いですよねえ~!?」って煽ってるところです)
自分が立っていたところにシゲが!ゆうとりんが!ああ!!!!
とんだミーハーですね、黙ってろって話ですよまったく☆
でもエンドロールで「原作 加藤シゲアキ」って出たときは、ほんっとにかっこいいなってすごいなあって思って涙出ました。ちなみにエンドロールで泣いたのは昨春のドラえもんに引き続き2回目です。さすが未来からきたサカナ型ロボット加藤シゲえもん。(∵)シゲえもんってなんだよ!
何度も映画館に足を運ばれて二度目三度目…と観ている方も多いみたいですが、その気持ちなんとなくわかるような気がしました。
もう一度ちゃんと物語の流れを理解した上で観るのも面白いかもしれない。
とりあえず私はその前に小説をしっかり読もうと思います。
いやしかし、久しぶりに観終わってからパンフレット買おうって思ったな。
2016年初映画、結論とてもよかったです。現場からは以上です。