君色スパークリング

酒は飲んでも飲まれるな!

平成最後の夏、君とみた花火。

お題「NEWS15周年コンサート "Strawberry" memories」

はじめてお題をお借りします。一ヵ月以上経ったしなんなら「生きろ」も発売されたしで今更感がすごいんですけど、自分の中での記録も兼ねて。

 

平成最後の夏、NEWSの15周年をお祝いしてきました。なんでもかんでも「#平成最後の夏」ってつけてんなよ?って日々インスタを見ながら思っていたんけど、こりゃつけたくもなるわ。「#平成最後の夏」。大声で叫びたい。「#平成最後の夏」。だって私たちは、平成最後の夏に、NEWSの誕生日をお祝いしたんだよ。みんなで。

 

しあわせで、しあわせで、たいせつな宝物みたいな二日間だった。

 

■そんな宝物みたいな二日間の、ちょっとだけ前のこと。

EPCOTIAの埼玉二日目昼公演で15周年味スタの発表があって。あぁちゃんと忙しい15周年になるなーってほんとにほんとにうれしかった。だってみんないっつも「これからもNEWSについてこいよ~!」って言ってくれるくせに下半期ヒマだったからさ……

そして自担の舞台も決まった。NEWSをすきになってから初めての舞台。今までで一番お金を貯める努力をした。ダイエットを決意したとき、恋に浮かれていたとき、どんなときも全然続かなかったお弁当作りが笑えるほどよく続いた。ちなみに来たるカウコンに向けて今も続いている。やっぱりアイドルはすごい。

 

その翌月、ある雨の降る火曜日のこと。奇しくもその日はだいすきなだいすきな鈴木愛理ちゃんのソロデビュー日で。「も~!舞美ちゃんってばお祝いの気持ち強すぎて雨降ってるんですけどww」とかいって仕事をしていた。

そんななか突然の目を疑うような報道の通知。気づいたらいい年した大人が会社のデスクでボロボロないてた。その時はとにかく「グループがなくなっちゃったらどうしよう」って気持ちしかなかった。会社の上司が口にする「○○のグループと合体すれば?」「△△くんの代わりに××のグループ入れてもらえば?」とかいう冗談全部が本当に苦しくて、腹が立った。ふざけんな。簡単にそんなこというな、と。

 

でもその翌日からは、少し違うなんだかモヤモヤした日々が続いた。今考えたら変な強がりとか、やり場のない憤りをどこにぶつけていいかわからなかった、とか理由は色々あったのかもしれないけど。当時の私は「自分は他のNEWS担のみんなみたいに優しくなれないや」って思っていた。ハガキもメールもあんな風に一生懸命書けなかった。だってなんて書いていいかわからなかったから。戻ってきてほしい気持ちと同じくらい、すごく悔しかったから。

けれど「優しくなれない自分」のことを自分自身がいちばん後ろめたくていちばん嫌いだったと思う。ひとつひとつ番組が復活していくたびに、頑張れてない私がみんなと同じように喜んでいいのかなあって気持ちがどこかにあった。

 

でもさあ、やっぱりNEWSのことがすきですきで仕方ないんだわ。

 

BLUEフラゲ日に急いで帰ってすぐにMVとメイキング見て泣いて、週2でマスヒツ始めたん?って錯覚するくらいほぼマスヒツのテンションで増田さんがKラジをつないでるの聞いてほっとして泣いて、テレビで初めて「生きろ」を聞いてしんどいくらい泣いて。泣いてばっかりだったけど、涙を流すたびに本当にすきだなあって気持ちをどんどん実感して。

ハガキもメールもいっぱい送れてない、BLUEだっていっぱい買えてない、けど、ちゃんと、ちゃんとNEWSのことすきだった。「優しくなれない」んじゃなくて「自分なりに」ちゃんとずっとNEWSのことすきでいれてたってことにしようって思えた。

自己満かもしれないけど、自分の中でモヤついた気持ちが消化できてからは、とにかくずっと舞台と味スタがたのしみでたのしみで、毎日そのために働いて生きていくことができた。

ただ、今こうやって毎週ゼロ見てセイギだ!ユウキだ!ってギャーギャーしたり、ラジオ聞いて「これなに??公共の電波でなに聞かされてんの??」って腹抱えて笑ったりできるのは、あのときたくさん頑張ってくれた人たちがいたからだなあって思う。本当に、ありがたかったです。

 

■置いて行かれないように、振り落とされないように。

そしてやっと本題に入ります。

美恋を連想させるお城のようなステージと夏の青空。味スタは事前に聞いていたとおりほんとにほんとに暑かった。

エモすぎる15周年の動画からはじまったStrawberryのライブ、歌いだしはBLUE。ふつうに初っ端からめちゃくちゃ泣いた。もう二度と戻りたくないけど、6月があったからこそ、BLUEがNEWSとNEWS担にとってすごく心強い応援歌になってるんじゃないかなって思っている。ちなみに初日のBLUEでシゲがこけたってみんな笑ってたけど一緒に入った手越担と私はほんっっっっとに終演後に言われるまで気づいてなくて、テゴマス担の視界の狭さにめちゃくちゃ笑った。

そのあともとにかく盛り上がる曲ばっかりで、本当に目まぐるしくて。NEWSの勢いがすごすぎて、やばい!!振り落とされちゃう!!!って必死だった。もうわけわからないくらいたのしかった。「NEWSの歴史の中で大切なもの」ってテゴマスが紹介されたとき、緊張してドキドキして隣の手越担とお互いを支えあって立った。QUARTETTOのときに聞いたアカペラの青いベンチより、数百倍パワーアップしていたように聞こえた。しあわせで、心地よくて、ちょっと油断していた。

 

■ピンクと黄色と緑と紫のこと。

心地よいテゴマスのあと、どの曲でコヤシゲが登場してくれるのかな~なんて思っていたら、モニターには映像が流れ始めた。完全に『プロフェッショナル~仕事の流儀~』だったんだけど。少し混乱しながらも、増田さんの衣装にフューチャーした映像なんだと気づいて、「衣装に関しては、やっぱり彼が適任だと思いますけどね?」ってドヤ顔でQUARTETTOのツアーTを着ながら語る手越くんにお前なんやねんって突っ込みながら楽しく見てた。

様子が変わったのはテロップが出てから。

――"メンバーカラーの衣装について"――

ご存知の方も多いかもしれないけれど、私はメンバーカラーというものがだいすきだ。NEWSに限らず概念自体がすきなんだけど、特にNEWSの4色はかわいくて仕方ないし、なにか4色で揃っていたら軽率に買ってしまいそうになる。読まれたことはないけどマスヒツやKラジに「QUARTETTOのツアーからマイクの下の部分の色が増田くんだけメンバーカラーじゃなくなったのはなんでですか?」って何度もメールを送ったくらいにはメンバーカラーがすきだ。

でもNEWSのいいところはメンバーカラーに囚われないところだってところもわかっていた。そもそも色分けしなくても髪色で判別してもらえるし、ガチガチのメンカラ衣装よりも増田さんがそれぞれのツアーやメンバーに合った世界観でつくった衣装のほうが絶対にステージ映えするし、なにより増田さん自身がメンカラに思い入れがなく、いちばんメンカラに囚われたくない。だから黄色いマイクも持ちたくないんだろうなって。

だからそのテロップを見た瞬間いろんな感情が駆け巡って、心臓がバクバクして止まらなかった。

「4回前のツアーから、考えてたことがあったんです。」彼のその言葉のあと光射すステージにあらわれた4色の4人を見て、足の力が抜けてとにかく涙が止まらなくて崩れ落ちた。自分が初めて入ったWhiteから順番に、はじめて遠くまで見に行ったQUARTETTO、弱虫なNEWSの力に少しでもなりたいっておもったNEVERLAND、HAPPYENDってこういうことだって心からおもえたEPCOTIA。全部がそろってた。

昔就活時代に某広告代理店のESで「その手があったか、と思ったエピソードを書いてください」というお題があったのだけど、まさにこれだとおもった。してやられたな、って。

しかもこれもう何百人も同じこと言ってると思うけど、4衣装とも全部いちばんに合う人が着てるんだよね。フワフワのピンクにヒョウ柄のきいたさくらガールの手越くんのピンク。一番トンチキな形の萌え袖蛍光イエローは増田さんの黄色。少し彩度の低い、フードが特徴的な迷彩グリーンはシゲちゃんの緑。こんなコート重ね着してもスタイルおばけなことある?ってうキラキラ輝く紫は慶ちゃんの紫。それぞれが一番似合う、一番のメンバーカラーの衣装だった。(みんなもなんとなく察してたし、後々ラジオでも自分で言ってたように、はじめのピンクでいきなりこの構想があって手越くんのために作っていたわけじゃないとしてもそこはいいんです)

Kラジで「メンバーカラーは完結させました!」って言ってたからまたしばらくは見れることがなくなるんだろうけど、あの瞬間の感動は一生忘れられないだろうなと思う。

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■神様が見ているのかもしれない

私はリアルタイムで体験してないけれど、「NEWSの野外」はあまりいい思い出になっていないことは知っていた。それを払拭して最高の野外ライブを成し遂げたいNEWSの気持ちも。

常日頃から、オタクって本当に話がはやいし仕事ができるなと思ってはいたけど、味スタに向けて各方面からの情報がこれまた非常に役に立った。集合知ってこういうことかあと感心した。炎天下の場合・ゲリラ豪雨の場合・アリーナ席の場合…いろんな可能性を考えて、各自が準備に準備を重ねていた。

当日、会場まで向かう道のりで雨は降ったりやんだり。ファンは9割方みんな京王線に乗ってくるんだけど、車窓に雨粒が当たったときとグッズアプリの通知がきたときに乗っているオタクみんながざわついていたのがすごく印象深い。みんな同じようにワクワクドキドキして同じ場所に向かっているんだなって。

肝心の会場はもう本当にありえないくらい暑かったけど、いちばん気がかりだった雨は両日とも降らなかった。カッパも70Lのゴミ袋も大量のジップロックも着替えの下着も、全部杞憂に終わった。シゲちゃんが「神様が見ているのかもしれないね」って言ってくれて、くすぐったいけどすごくしあわせだなあって思った。みんながみんな同じことを願っていたんだね。

花火も本当に本当にきれいにあがった。平成最後の夏の花火がNEWSと一緒なんてすっごくしあわせだなあって噛みしめながら見ていた。(ちなみに翌々週に行ったa-nationの大トリで浜崎あゆみKAT-TUNも超えるんじゃないかくらいの花火打ち上げまくったので、私の平成最後の夏の花火は浜崎あゆみで更新されて終了したんですけどね…)

ちなみに二日目の帰宅時、最後の最後にめちゃくちゃ雨が降ってきた。本当にタイミングを見計らったかのように。NEWSのことがだいすきなみんなとびしょびしょになりながらもめちゃくちゃ笑って居酒屋へ走った。悔しくて悲しい雨じゃなくて、楽しくて笑っちゃう雨だった。ちゃんと塗り替えられたね。

 

■夜だけじゃなくて朝まで踊り果てたこと

雨の中走ったあとは、居酒屋でNEWSのことがだいすきなひとたちと興奮さめやらぬなかいろんな話をした。ゼロを観て叫んだ。カラオケに場所を移してパンフレットの文章を音読した。小太郎スピンオフを観てまた叫んだ。朝になってもまだ足りなくて、一人の小山担が「夜よ踊れのことなんだけど」って言った瞬間すぐにもう一軒行くことを決めた。それでも話し足りなくて、別れがたくて、最後にちょっと泣いた。もう新宿はド平日の朝で、仕事に向かう人で駅はいっぱいなのに、でっかいカバン持って、涙と汗でぐちゃぐちゃの顔で、なにやってるんだろうなって思いながら本当に本当にたのしい夜だった。

NEWSのおかげで出会えたこの人たちと、これからも一緒に笑って泣いて、NEWSのことずっと好きでいたいなあって思っている。

 

 

NEWSの大切な記念日をお祝いできてよかった。

あの宝物みたいな時間をNEWSと、NEWSのことがだいすきな人たちと、いっしょに過ごせてよかった。

NEWS 15周年ほんとうにほんとうにおめでとう。これからも4人がいっぱい笑ってまっすぐ夢に向かって走れていっぱいしあわせになりますように!だいすきです。

 

おしまい。

 

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